懺悔室5

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2024/04/20 ▲Top

Older : 懺悔室　　4

「わかっている、ジャン今は君がカポだ・・」
「だろ？ダーリン。ならもういちどおれの前で誓えよ」
「ジャン？」

ジャンは神父の服を脱ぐと懺悔室から出て俺の前に立った。
「誓えベルナルド。俺のことを一生愛すると・・」
「ジャン・・・・」俺はジャンの前に跪いてジャンの右手を恭しく取った。

「未来永劫、私の愛する人はジャン一人です。どうかこの憐れな子羊の思いを受け止めてください」
「ベルナルド・・・」
「どうかジャン」
「わかったよ。たとえ神が俺達を放そうとしても、地獄に堕ちても、またはアレッサンドロの親父が俺達を引き離そうとしたら、ＣＲ－５なんて捨てて愛に生きようぜ。いいだろマイダーリン」
「いいのか、俺はおまえを抱きたいんだぞ」
「俺だってずっとベルナルドに愛されたかった。あんたが女を囲ってるって聞いてすげぇショックだった。俺を抱きたいなら抱けばいい。それであんたが手に入るなら。言ったろ、神様よりも好きだって・・」
「ああ・・マイハニー。本当にこの手を取っていいんだな。俺はこの手をを取ったら死ぬまで離さないよ」
「ああ、一生責任取りやがれ」
「愛しているジャン」
「俺も愛してるぜ、ベルナルド」

こうして俺達の内緒の愛の営みは始まった・・・

ＦＩＮ